会議は上の階にあり、時間はあまりない。エレベーターに乗ったあなたは、閉ボタンを長押しして扉を閉めていく。ところが各階の廊下から、ヒールの人、台車の人、傘の人、画面を見たまま歩く人、そして走ってくる人が現れる。長押しをやめれば扉は開いて待てるが、待つほど持ち時間は減る。押したまま閉めれば、手を挙げて走ってきた人と目が合い、恨みがたまる。恨みが規定値を超える、指を挟む、定員を超える、時間切れになる、のどれかで失敗となり、会議の階まで着けば勝ちである。顔ぶれは日替わり。狙ったのは、押しても待っても誰かに恨まれる理不尽である。
所長です。閉ボタンを押してから扉が閉まるまでの時間は、日替わりで0.8秒から1.4秒の間に設定しました。ゲームとしては、押しても待っても誰かに嫌われるだけで、人に勧められる出来ではありません。自慢できるのは、乗せた人ごとに降りる階を管理している点です。誰も得をしないところまで、数えています。